毛先は優しく染める
群馬県伊勢崎市髪質改善美容室アシック代表有賀聡です。
アシックには根元だけ染めるリタッチだけのお客様はいません。
全て毛先まで染めます。
リタッチだけ繰り返してる髪の毛って、だんだん毛先が黄色っぽくなってきて汚くないですか?
根元は常にブラウンで染める?
もう10年くらいリタッチしてないからよくわからない。
お客様が前通ってた美容師さんから、傷むから毛先は染めない方がいいって言われていつもリタッチでいつも同じでつまらなかったって聞きました。
傷むから染めないってどういうこと?
でもアシックに通うようになって、染めるのが楽しくなったと言われ嬉しくなりました。
もちろん薬品を使うのだから、髪の毛が全く傷まないなんてことはありません。
でもなるべく傷まない処理方法はあります。
もちろん処理をしっかりした後で一番重要なのは、毛先を優しく染めるということです。
根元の染めてない部分は髪の毛がしっかりしているので、強いアルカリを使います。(強いアルカリでないと染まりません)
そして中間から毛先の既に染まっている部分には色味だけ入れたいので、低アルカリの薬剤を使います。
低アルカリを使うことにより毛先まで毎回染めてもほとんどダメージを感じません。
もちろんカラー後の処理もします。
でも残念なことに低アルカリを作ってるメーカーがどんどん少なくなってきています。
理由は、
美容室で売れないから
だそうです。
低アルカリを仕入れると在庫が増える。
アルカリだけ仕入れて過酸化水素のパーセンテージ下げて毛先染める。
染めた時は色揃ってるけど、日が経てば毛先がどんどん明るくなってく。
そしてどんどん傷む。
悲しい現実。
先日初めていらしたお客様は、同じお店で何年も毎回イルミナカラーで染めてたらしいです。
そして前回染めてもらって家でシャンプーしたらバサバサになって、次の日巻こうと思ってコテをあてたらチリチリになったそうです…。
長年の積み重ねで髪の毛が耐えられなかったんでしょう。
髪の毛を傷ませるのは簡単だけど、髪の毛を綺麗にするには時間とお金がかかります。
なるべく傷まなくて綺麗に仕上がる施術をした方がいいに決まってる。
自分のやった施術に責任をもちたい。
自分のためにもお客様のためにも。
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