自分も昔はいつもこんなこと思ってました。
私って才能ないのかな。
私って向いてないのかな。
もうやめよう、と
何度も何度も諦めようとしたけど、
そういう時に限って、
お客様からの
『ありがとう』や
『あなたに髪切ってもらうの
楽しみにしているわよ』
という言葉が蘇る。
結局、戻っちゃう。
お客様の言葉に救われている。
美容師の離職率は今も昔も変わらない。
今もすぐに辞めるし、10年前もすぐに辞めていたし20年前も辞めていた。
元美容師ってほんとたくさんいるけど、辞めた人ってみんな「大変だった」って言う。
でも美容師だから大変なのではなく、どの仕事も大変。
自分が都内の美容学校を卒業して就職したお店の初任給は90000円。
朝9時から営業終わって練習終わるのが22時過ぎ。
休みも週に1回。
夏休みとお正月休み3日づつ。
その頃バブルの時で世間は浮かれていたのに、自分は貧乏生活
アパートの家賃は70000円。
でも美容師やってるみんながそうだったから、その辺はあまり不満はなかった。
ただほんと覚えが悪かったので、たくさん練習してても上手くならない自分がいて、それから逃げたくて何度も何度も辞めようと思った。
でもそんな時にいつも上記の言葉で救われた。
だからそれ以上に練習して髪の毛切れるスタイリストに無事なれた。
スタイリストになってからはすべて自分の責任で、常に真剣勝負だから緊張感があって綺麗になっていく姿が楽しいから、美容師の仕事が大変だとは全然思えない。
でも美容師を辞めた人に美容師辞めて勿体無いとは思わない。
辞めるのもその人の人生だから。
違う仕事が楽しければそれでいいと思う。
自分は美容の仕事が天職だと思うから、まだまだ続けます!!