髪の毛を優しく染める
群馬県伊勢崎市髪質改善美容室アシック代表有賀聡です。
カラーリングをすると髪の毛は傷みます。
でも髪の毛の傷みをやわらげることはできます。
だからといってリタッチで帰らせるなんて野暮なことはしません。
リタッチ繰り返してる人の髪の毛って褪色して毛先黄色くなっていて汚くないですか?
ではどうにダメージを和らげて全体を染めるかというと、根本の新生部はアルカリの強いカラーでないと髪の毛は染まらないので、アルカリの強いカラー剤で染めていきます。
そして重要なのはすでに染まっている既染部。
この既染部に根本に使っている強いアルカリのカラー剤を使って染めると確実に痛みます。
なのでアシックではこの既に染まっている部分にはアルカリの低い低アルカリのカラー剤を使って染めていきます。
この低アルカリのカラー剤で既染部を染めるってことがとても重要なんです。
カラーって基本くり返し繰り返し繰り返し染め続けます。
ふだんリタッチを繰り返していて、毛先が明るくなってきたら全体染める人っていますよね。
髪の毛が傷むから根元だけ普段染めて、毛先が明るくなってきたら全体の色を抑えて染める。
でもその明るくなってきた部分にアルカリの強いカラー剤塗って染めたら髪の毛って傷むんです。
そのことを知らない美容師さん、いっぱいいます…。
怖いですね。
透明感の出るって言われているカラー剤を使って毎回染めてるとどんどん明るくなって、色が落ちるとブリーチしたみたいに明るくなっていくカラー剤はそうとうアルカリが強いですよね。
痛ませてからトリートメントしても、髪の毛って良くならないです。
その場では髪の毛しっとりして綺麗になるかもしれませんが、何日かしたらトリートメント効果がなくなって、カラーの痛みが出てくるからカラーすると傷むっていうことになるんです。
カラーは今の時代必須だと思います。
くり返し染めるからこそ髪の毛を少しでもいたわりたい。
だからこそ毛先は低アルカリのカラー剤を使って優しく染めてあげてタイムをしっかりと置き、炭酸泉で髪の毛に付いている余分なものを取ってあげて、スチームをたっぷり使いしっかり髪の毛の内側に水分補給をしてあげる。
そうにして染めてあげると毛先も黄色く汚く褪色しません。
それが髪の毛を優しく染めてあげる必須条件です。
髪の毛を優しく染めてほしいなら、いつも行ってる美容室で「毛先は低アルカリの薬剤で染めてください」と言ってみてください。
低アルカリの薬剤が無かったり、低アルカリの薬剤のことを知らなかったらその美容室でカラーするのはちょっと考えた方がいいかもしれません。
それが将来の貴方のためなのだから。
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